アイスホッケーリンク・フェンス材料について
当社は、長野オリンピックなどでも実績のある、ベッカーアリーナプロダクツ社製のフェンスを取り扱っています。


<概要>

項目   北米及びカナダ 日本国内
フェンス
本体
フレーム スチール又はアルミ製 スチール製
笠木 超高分子ポリエチレン製 高分子ポリエチレン製
フェンス板 超高分子ポリエチレン製(12mm厚) ポリカーボネイト製(10mm又は12mm)
巾木 超高分子ポリエチレン製(15mm厚) 高分子ポリエチレン製(約80%)
超高分子ポリエチレン製(約20%)
オーバー
フェンス
支柱 アルミ製 スチール製
フェンス板 強化ガラス
ゴール裏 15mm厚
サイド 12mm厚
ポリカーボネイト製
5mm又は10mm

※ リンク数は、北米 : 約2,500〜3,000  カナダ : 約5,000

北米・カナダと日本の設備の違いは、日本のイニシャルコストが、北米・カナダの倍額以上に掛かるため、現在、国産品では、「ポリカーボネイト板」が主流になっています。

<各部材の要点>

1. フェンスフレームについて
北米・カナダでもスチール製メッキ仕上げが主流ですが、組立・解体式のリンクでは、アルミフレームが使用されています。日本では、スチール製のオイルペイント仕上げのフレームが主流で鋼材のサイズ等は、北米・カナダとほとんど同じであり、フェンスとしての強度的な問題は、両者とも同等と思われます。 

2. フェンス板・笠木・巾木について

北米・カナダでは、全て超高分子ポリエチレン製のため、キズや汚れに依る補充以外の、破損による補充がほとんどありません。日本でも、笠木・巾木については破損による補充等はりませんが、フェンス板に使用されているポリカーボネイト板は、多いリンクでは、年間10枚程度の破損による張り替えを必要としています。

3. オーバーフェンスについて

北米・カナダでは、ほとんどのリンクが強化ガラスを使用していますが、短時間で組立・解体をするリンクでは、ポリカーボネイト板を使用している場合もあります。 この強化ガラスを使用した場合の利点は、「見やすい」そして「汚れを落としやすい」という点にあります。 現在日本では、6mm厚前後のポリカーボネイト板を使用しておりますが、年間5枚〜10枚の、破損による補充を必要とし、又キズや汚れ等のメンテナンスが、非常に困難であるという問題もあります。

<総合>

このように、北米・カナダ製と日本製を比較致しますと、海外使用の物の製品の良さが数段上であることがわかります。しかし、日本の材料で、国内で製作するとなると、日本の従来の物と比較して、約3倍のイニシャルコストが掛かります。 そこで、弊社では「長野オリンピック」をきっかけに、海外の「アイスホッケー用リンクフェンスシステム」を導入することに成功し、価格においても、日本の従来の物と比較して、20%〜30%UP程度の価格で提供出来る様になりました。従来の製品の破損とうにる補充費等を考えると、より良い「アイスホッケー用リンクフェンスシステム」を現状とほとんど変わりない価格で提供出来るということになります。 以上のことから、今後、新規計画の「アイスホッケー用リンクフェンスシステム」は、全て北米・カナダ製のシステムをお勧め致します。 

※ 長野オリンピックホッケーリンクに米国製のフェンスを使用しましたが、 フェンス板及び強化ガラスは前後4年間使用して、破損による補充等はありません。


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